堀口氏のキャリアの始まりは、当時大阪唯一のプロ写真家用貸しスタジオで住み込みで働き 始めた21歳の頃。高度成長期の真っ只中、絶大な人気を誇ったピンク・レディーなど数々の著名人も訪れるこの環境で、彼は休む間もなく働きながら写真家としての基礎を学んだ。ある日、スタジオを使った写真家から海外撮影のアシスタントの話を持ち掛けられたことをきっかけに、海外での写真勉強への意欲が日々高まっていく。